年収でいくらあると、高収入といえますか?1000万と答える人もいれば500万と言う人もいると思います。
人それぞれ高収入の価値観は違うと思いますが、一般的に年収600万あれば高収入と言えると思います。
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看護師の平均年収は450万円程度とされています。
そこから年収1000万円を目指すのはなかなか難しいですが、年収460万円ならプラス150万円、月収に換算して約12万円の給料アップを目指せばかなうことができます。
ではどうしていけば年収600万円を目指せるのか、まとめてみました。
従業員の人数が多い病院に務めることで、年収アップを図ることができます。
看護師の給料は病院の規模が大きさと比例して高くなるというデータが出ています。
従業員の人数が10人から99人の規模の場合平均年収は442万円ですが、1000人以上の場合508万円となり、実に66万円もの差が出ています。
こんなに差が出ているなんて驚きですね。
もちろん、病院の規模が大きいことによって、仕事が忙しくなったり人間関係が難しかったりと問題はあるかもしれませんが、年収600万を目指すのなら大きい病院で勤務することを視野に入れてみてください。
看護師の給料の良さの1つに夜勤手当がつくことがあります。
夜勤手当は実は病院によって大きな差があります。1回の夜勤が3000円程度の病院もあれば、1万円を超える病院もあります。
2交代の場合平均して1万円の手当てが支給されますが、平均値のため5000円の病院もあれば1万5000円の病院もあります。
2交代で夜勤が月に4回あった場合、手当てが5000円の人は夜勤手当は2万円、一方1万5千円の手当のつく病院では6万円の夜勤手当が支給されます。
1月で4万円、1年で48万円もの差が出てきます。
一般の企業などでは実力重視で、経験年収よりも成績に応じて収入が増えることもあります。
しかし、看護師の場合、明確に成績として評価しにくいです。
したがって勤続年数や経験年数によって収入が増える場合が多いです。
一方で、ある程度勤務しても昇給する制度のない病院もあります。
年収600万円を目指すなら、きちんと経験年数や勤続年数を評価してくれる病院に勤めましょう。
年収600万円は難しいけど、できることなら年収をアップさせたい。そう思っている人もいるかと思います。
どうすれば年収アップするのか、どんな方法をとれば年収はアップするのでしょうか?
病院の中には、最終学歴によって年収に開きがあることもあります。
専門学校卒業の看護師よりも大学を卒業した看護師の方が、月額1万円から2万円程度給料が多いです。
ですので、大学卒業している看護師の方は学歴も給料に反映している病院を選ぶと年収がアップします。
専門学校卒業だけど、年収アップを狙いたい人は、認定看護師や専門看護師の資格を目指してみてはいかがでしょうか?
認定看護師や専門看護師は特定の分野で高い看護技術を身に着け、看護技術の実施のほかに指導や相談の役割を行います。
認定看護師や専門看護師になったことで昇格、昇給することは少ないのですが、手当てとして3000円から1万円程度の手当てがつく場合が多いです。
認定看護師や専門看護師の資格を取得するには指定される研修を受けなければなりません。
その間病院で働くことはできない上に費用がかかってきます。
病院によっては研修を受けている間の給料を支給したり、研修費用の一部もしくは全額負担してくれる病院もあります。
認定看護師や専門看護師を目指している方は、支援制度の充実した病院への勤務を考えてみてはいかがでしょうか?
長期間同じ病院に勤務して、出世し管理職に就くことができれば当然年収もアップします。
多くの病院で、勤続年数によって主任などの役職がつくことがあり、役職手当が支給され、年収アップにつながることになります。
しかし、長期間勤めても昇給がほとんどない場合やボーナスの支給がない病院ではいつまで働いても年収がアップすることはありません。
病院の給与体系を見直し、必要ならば病院を変えて勤務することも考えてみてください。
高収入と言われている看護師ですが、平均年収は400万円台でそこまで高収入とは言えません。
年収600万円を目指すなら、各種手当の見直しや、大きい病院に転職することで十分かなえられることがわかりました。
また、年収600万円とまで行かなくても年収アップする方法もあり、スキルアップで年収のアップを目指せることがわかりました。
看護の仕事のやりがいの一つとして、収入面での条件の良さがあります。
しかし、収入面がいい反面とてもハードな仕事です。
給料以外でのやりがいを見つけ、看護師として長く働くことが年収アップにつながるのかもしれませんね。